【完走】2020年夏アニメ「デカダンス」
異質な設定を上手くまとめた良作
感想※ネタバレ注意
デカダンスの1話を見たときは作画の綺麗さ、戦闘動作の臨場感が半端ではなくこれから楽しみな作品だなぁと思い2話を楽しみにしていました。
楽しみにしていた2話が始まると……何これ…見るアニメ間違えたかな?と思うほどのゆるいキャラクター達が現れ、いきなり物語の核心に触れていきます。
1話の映像の素晴らしさはこういうカラクリだったのか…と残念に思いながらも設定は悪くないと思い視聴を続けていきましたが、心の何処かとは中盤でダレて設定も広げた風呂敷を畳めなくなるんだろうなと思っていました。
しかし、中盤でも2つの世界が上手く噛み合い主人公のカブラギ、ナツメの両方に見せ場があり楽しめました。この頃にはカブラギの真の姿も見慣れて可愛らしいキャラクター達のパートも面白いと感じていました。
最終的にシステム側、デカダンス側の融和が見事なまでにしっくりきてよくこんな難しい設定をまとめあげたなぁと感心してしまいました。
次回作はないと思いますが、この作品がアニメの歴史にまた新しいスタイルを示したことは間違いありません。とても面白かったです!
(ナツメさん…ふつくしぃです)