【ファンタジー】オススメアニメ紹介「宝石の国」

後半からガラッと作風が変わる作品

内容

　かつて人間と呼ばれる生物が生きていた古代より遥か未来、人の形相をした28の宝石たちが皆の指導者である金剛先生と共に残された陸地で生活をしていた。

宝石たちは、突如空の黒点から現れる月人（つきじん）と呼ばれる謎の軍勢に狙われその身を守るために戦いを余儀なくされていた。

主人公のフォスフォフィライト(通称：フォス)は硬度が弱く、少しの衝撃で壊れてしまうのだが月人との戦いに自分も参加したいと切望し、その度に空回りしては、その体を損壊し皆に迷惑をかけていた。

　宝石達を拐いに来る月人とはいったい何者なのか……宝石たちは今日も突如襲来する謎の軍勢達と戦いながら、その真意に少しずつだが近づいていく……

魅力

※ネタバレ注意

  前半はフォスが色んなことに首を突っ込み、その度に壊れるトラブルメーカーとしての一面が可愛らしく色々な謎はあるがさほど気にならなく、日常系のアニメを見ているような感覚で楽しんで見られます。

(ダイヤちゃん可愛い…ほかにも可愛い宝石達が)

  後半になると一変してシリアスな展開に緊張が走りっぱなしで、見ていてハラハラさせられる展開に息つく暇も忘れます。後半は、1話1話に重みがありとても見応えがあって面白いです。

  そして、フォスが自分の生きている世界に疑問を持ち始め、物語が大きく動き出しそうな場面で幕を降ろされるのがなんともむず痒く続きが気になる幕引きになってます。

先生は果たして何者なのか。月人はなぜ現れ鉱石であるフォス達を回収しようとするのか。なぜ女性のような見た目のフォス達が「兄弟」と男性の様な表現なのか。沢山の謎を残していくのがまたオサレで引き込まれました。

(袈裟を纏った金剛先生…何者なのか…)

(月人とは…その真の目的は…)

まとめ

  本気で次が気になってしょうがない作品です。３Dアニメが苦手な私でも楽しめました！原作読んじゃおうかな…とは思いますが出来ればアニメで見たいので我慢して待ってみます。