[考察]なぜハルヒは色褪せないのか
放送からすでに14年が経過している涼宮ハルヒシリーズ。なぜハルヒ人気は衰えることなく色褪せないのか考察していきます。
概要
2003年に刊行されたライトノベルが数々の賞を総なめにして人気が爆発。
2006年のアニメ化を機にその人気はさらに拡大し世界的大ヒット……まさに名実ともに「世界を大いに盛り上げるための涼宮ハルヒの団」となった
あらすじ
日頃から世の中につまらなさを感じていたハルヒが、キョンの「なかったら作ればいいだろ」という一言がきっかけでSOS団を結成。そこには、未来人・宇宙人・超能力者が揃うハルヒの求める非日常が広がっていたが本人は知る由もなかった……
考察1 ただのライトノベルには興味ありません!
結論から言うと……
と私は考えてます。
(何を言っているんだコイツ……)
と思われるかもしれませんが、
私自身文学作品をそこまで熱心に読み漁ったことはないです。数冊国語の教科書で紹介されているような文学作品や世界的に有名な著書を数冊読んだ程度です。
しかし、その文学作品を読んだときに感じたことは、至極単純に「面白い」と感じたことでした。
数10年、はたまた数100年近くも前に執筆した作品を読んでもそのように感じるのは文学が持つ普遍性の部分ではないでしょうか。
ハルヒの小説を読んでいても、著者が文学作品を数多く読んでいて、それが文章にあらわれているのが素人の私でも読み取れます。
文学作品としての普遍性の側面と、ライトノベルとしての娯楽の部分を併せ持っているハルヒはまさに
「文学ライトノベル」
と呼べるのではないでしょうか?おそらくハルヒは10年後に読んでも間違いなく面白いと思います。
考察2 音楽は時代を超越する
と今にも時間を飛びそうですが……
「ハレ晴レユカイ」、「God knows」
こちらの2曲はアニメを知らない人でも知っているのではないでしょうか?カラオケのアニソンランキングのボタンを押すと10年以上前の作品なのにいつもこの2曲が入っているように思います。
音楽の力は絶大で世代を超えて伝わっていきます。自然と曲を知らなくても他の友達や同僚が歌いこの曲なんだろうと調べ、涼宮ハルヒに行きつく⇒視聴する⇒ハマる⇒広める⇒歌う⇒調べる⇒視聴する。
無限ループって怖くね……に行きつきます。
(ヱヴァとかもまさにそうですよね)
まとめ
ハルヒが色褪せないのは…
・文学的な側面があり普遍的にどの時代でも楽しめる。
・導入部分はすごくシンプルで、宇宙人・未来人・超能力者がいますと初めから種あかしをすることで誰でも理解しやすい。
・曲が今でも人気があり、無限機関により、勝手に宣伝活動が行われている。
おそらく100年後の世界でもハルヒは色褪せていないのではないでしょうか?